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避難と一時移転の考え方について

印刷用ページを表示する更新日:2022年10月17日更新

避難及び一時移転は、いずれも住民等が一定量以上の被ばくを受ける可能性がある場合に採るべき防護措置です。放射性物質又は放射線の放出源から離れることにより、被ばくの低減を図るものとなってます。

このうち、避難は、空間放射線量率等が高い又は高くなるおそれのある地点から速やかに離れるため緊急で実施するものであり、一時移転は、緊急の避難が必要な場合と比較して空間放射線量率等は低い地域ではあるが、日常生活を継続した場合の無用の被ばくを低減するため、一定期間のうちに当該地域から離れるため実施するものです。

  • PAZ
    原則として、施設敷地緊急事態に至った時点で施設敷地緊急事態要避難者に対して、また、全面緊急事態に至った時点で全ての住民等に対して、避難を即時に実施します。
  • UPZ
    原子力施設の状況に応じて、段階的に避難を行うことも必要である。また、緊急時モニタリングを行い、数時間以内を目途にOIL1 を超える区域を特定し避難を行います。その後も継続的に緊急時モニタリングを行い、1日以内を目途に OIL2 を超える区域を特定し一時移転を行います。
  • UPZ外
    放射性物質の放出後についてはUPZにおける対応と同様、OIL1 及び OIL2 を超える地域を特定し、避難や一時移転を実施します。

出典:原子力災害対策指針