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県外における麻しん(はしか)患者の発生について

印刷用ページを表示する更新日:2025年8月20日更新
 令和7年8月16日(土曜日)に福岡市で報告された麻しん患者(1名)に係る疫学調査において、感染の可能性がある発症日前日に、患者が佐賀県内の施設を利用していたことが判明しました。
 このため、感染拡大防止のために注意喚起いたします。

1. 患者概要

年 齢 : 0歳
性 別 : 女
症 状 : 発熱、鼻汁
渡航歴 : なし
発病日 : 8月15日
ワクチン接種歴 : なし 

2. 患者が不特定多数の方と接触した可能性がある施設

感染の可能性がある日時:8月14日(木曜日)13時30分から16時30分
施設等:slow cafe(スロー カフェ)
所在地:多久市
《特記事項》
・麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされているので、患者の施設滞在時間にウイルスの生存期間の2時間を加味した時間帯です。
・この時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。
・上記日時にこの施設を利用された方で、利用日から3週間(21日間)の間に発熱、発疹等の麻しんを疑う症状が現れた場合は、早くに最寄りの保健福祉事務所に御相談ください。
・医療機関を受診する際には、麻しんの疑いがあることを事前に連絡のうえ、マスクを着用するとともに、公共交通機関の利用を避けてください。

※施設へのお問合せはご遠慮ください。

3. 行政の対応

 保健所において患者及び医療機関に対し健康調査、疫学調査を実施し、受診医療機関などにおける接触者については、対象者の健康観察を実施しています。

4. 町民の皆さまへ

【麻しん(はしか)について】
 麻しんの感染力は極めて強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

【症状】
・感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
・2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

【感染経路】
・空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへと感染します。

【予防方法】
・予防接種が最も有効な予防方法です。
・麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)は、定期予防接種の対象とされています。対象となる方(第1期:1歳、第2期:小学校入学前の1年間)は、接種機関で適切に予防接種を受けましょう。

5. 参考

〇麻しんの発生件数
  2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年※

全国

744 10 6 6 28 45 196

佐賀県

13 0 0 0 0 0 0

※全国は、令和7年(2025年)8月3日までの累計速報値。

 佐賀県は、令和7年(2025年)8月10日現在

〖各保健所における健康相談窓口〗

♦唐津保健福祉事務所     0955-73-4186
♦伊万里保健福祉事務所    0955-23-5186
♦佐賀中部保健福祉事務所   0952-30-1325
♦鳥栖保健福祉事務所     0942-83-3579
♦杵藤保健福祉事務所     0954-22-2104