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麻しん風しん混合予防接種について
麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は、伝染力が極めて強いウイルスで、39度前後の高熱と発疹、咳、鼻汁を引き起こし、合併症には肺炎や中耳炎、脳炎などがあり、マヒなどの後遺症を残すことがあります。麻しんにかかると、1000人に1人程度の割合で亡くなるともいわれています。予防接種をすれば、合併症はほとんど起こりません。
風しんとは
軽い風邪症状ではじまり、発しん、発熱、耳の後ろのリンパ節の腫れ、眼球結膜の充血がみられます。年少児のうちは心配するほどではありませんが、年長児や大人の場合は重症になることが多くなります。また、妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風しん症候群という多発奇形の赤ちゃんが生まれることがあるので、妊娠前に免疫をつけておく必要があります
対象者:1期・・・生後12か月から24か月未満
2期・・・5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間(年長児)
接種方法:1期・・・1回
2期・・・1回
接種場所:指定医療機関(事前に予約をしてください)
接種料:無料
令和6年度対象の方の麻しん風しんワクチンの定期予防接種期間が2年間延長になります
令和6年度において、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの一時的な供給不足が生じたことに伴い、令和6年度中に接種を行えなかった方の接種の機会を確保するため、以下の対象者について、公費での接種が令和8年度まで延長されました。
- 対象者
第1期 令和6年度内に生後24月に達した方 ※令和4(2022)年4月2日~令和5(2023)年4月1日生まれ
第2期 令和6年度内に5歳以上7歳未満で、小学校就学前の方(令和6年度に年長児だった方) ※平成30(2018)年4月2日~平成31(2019)年4月1日生まれ
第5期 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性で、令和7年3月31日までに風しん抗体検査を受け、抗体価が不十分だった方
- 接種期間
令和7(2025)年4月1日から令和9(2027)年3月31日までの2年間