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文化遺跡・文化財-先部遺跡
印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新
昭和58年(1983年)、玄海原子力発電所3号機・4号機増設に伴う発掘調査で3基の古墳が発見されました。
その中の1号墳を玄海エネルギーパーク内に石室を移設し、復元展示しました。
この古墳は、古墳時代(6世紀)頃の横穴式石室を持つ、墳丘の直径9m前後の小円墳と推測しています。
古墳の中心である玄室は、大小の玄武岩を用いて、長さ2.09m、奧幅1.88m、前後1.45mの大きさで築かれており、床面には20〜30cm大の石板が敷き並べてありました。
移設した1号墳の石室からは、須恵器・土師器・鉄刀・ガラス玉類の埋葬品が見つかり、石室の前面からは須恵器などが見つかりました。
これらの出土品は、町民会館内の歴史民俗資料館で保管・展示しています。
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