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おじいさんの昔話-第3話

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新

第3話 昔は若者たちが肝だめし(座川内地区)

おじいさんの昔話-3の写真

 玄海町牟形地区のトンネルは、大正4年に開通したトンネルです。このトンネルの真上の丘の麓に旧道があり、以前は玄海町から隣町の肥前町に向かう本道で、「加部良(カブラ)峠」・「加部良越え」などと呼ばれていました。
藩政時代のころ、この峠には追剥(おいはぎ)や辻切りが出ると恐れられていた場所で、実際に人が殺害されたという史実があったことからその冥福を祈って観音堂が建てられました。それ以来、観音さまのご加護によるのか、無事に通行できるようになったと伝えられています。それでも、ここは不気味な場所として人々の噂に上り、そのことを知った当時の近くの若者たちは「肝だめし」の場所としていました。年に一度、若者組(今の青年団)の組頭の指名やクジ引きなどで稲束を持って行き、細縄をなって(編んで)帰ってきたそうで、その縄の出来ぐあいで、肝っ玉の太い、小さいを計ったのだそうです。

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