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高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」募集!

印刷用ページを表示する更新日:2024年11月29日更新

高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」募集!

コンソーシアム運営マネージャー募集
玄海町は、地域おこし協力隊の募集を開始します。その名も、高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」。きっと、この記事を見つけてくれた皆さんにとって、あまり聞き慣れない言葉ではないでしょうか。コンソーシアムとは?高校と地域と役場をつなぐとは?

では、言葉と仕事を紐解いていきましょう。
〔コンソーシアムとは〕
力を合わせて共通の目的に沿った活動をする企業、団体、自治体、個人などで構成される協働体。
仮屋湾

玄海町の“三者連携コンソーシアム”

 人口減少、とくに地域の未来を担う若者の町外への流出は、喫緊の課題と言える状況。町内唯一の高校・佐賀県立唐津青翔高校(以下、青翔高)では、多くの生徒が進学や就職を機に、町外へ出ていってしまいます。

 そんな中、青翔高は2023年「地域みらい留学」をスタートしました。全国各地の公立高校に進学できる取り組みへの参画。これは生徒数の確保と交流人口の創出をねらったもので、玄海町の地域資源を活かしたカリキュラムを実践しています。農作物の収穫体験や地域で行われるイベントへの参加、まちづくりのワークショップなどを通して、高校生と地域の新しい関係性が生まれはじめました。

 これまで役場は、県立である青翔高に対して、積極的な連携ができていませんでした。しかし、県立だからといって役場が何もしないのではなく、まちを一緒に盛り上げていくチームとして、役場だからできることがあるはずです。企業と高校をつなぎ、町内で就職する高校生を増やす、高校と地域と役場が連携することで、高校生がまちの産業や仕事に触れ、町民と交流するチャンスを創出する。そうした体験を経て、玄海町の魅力に気づいてもらう。やがて、その魅力が町内外の大勢の人に届ける。

 この活動を実現するため、三者連携コンソーシアムの設立が決まりました。立場が異なる三者のまとめ役の運営マネージャーとして、先入観なく携わることのできる地域おこし協力隊が適任となり、今回の募集へと至るわけです。
高校生

コンソーシアム運営マネージャー(見習い)の仕事

1 コンソーシアムの管理・運営
メインの仕事は、コンソーシアムの管理・運営です。具体的には、目的や参加者が異なる複数の会議をセッティングし、実施にあたって資料など必要な準備を整えます。会議では進行役を務めたり議事録を作成したりしながら、議論や合意形成をサポートしてください。前提として、今回の地域おこし協力隊は「見習い」からスタートします。コンソーシアムの運営は、玄海町が初めて取り組む新しい仕事。勉強しながらコツコツがんばっていける人なら、経験がなくても構いません。はじめは職員と一緒に管理・運営していきます。加えて、玄海町では3年間をかけて隊員の方が成長できる環境を用意しているので、安心してください。

〔会議の種類〕
・事務局ミーティング(月2回)の管理・運営
(参加者:役場、高校の担当主任・事務長、地域商社マネージャー、教育委員会の指導主事など)
・役員会ミーティング(年3回)の準備・運営
(参加者:副町長、教育長、商社代表理事、校長など)
・課内ミーティング(月1回)の準備・運営
(参加者:担当課長、担当者など)
・担当者ミーティング(週1回)の準備・運営
(参加者:担当者)

2 地域の方々との交流
コンソーシアムにおける協働活動に関わるメンバーを取材し、プロフィールシート(名簿)をSNS上にて作成します。(月2回)
※2年目以降の頻度は適宜相談して決めます。
・「私のまちの○○さん」のような形で、SNS(Instagramを想定)で発信。
・高校生や新たにコンソーシアムに関わるコアな人たちが地域活動をする際の情報源にします。
・2年目以降は、コンソーシアムに関わってもらえそうな人を紹介する、などが考えられます。

3 情報発信(スポット)
・高校生の活動内容や協働活動の様子を発信
 SNS(月1回)広報誌(年4回)

4 事務作業
 報告書作成、月報作成など
青翔高校の先生たち
地域商社

成長のために(1) \ 協働コーディネーターによる伴走支援があります /

〔協働コーディネーターとは〕
玄海町が青翔高と連携して実施中の「地域と高校の魅力化」に携わっている、プロのコーディネーターさんです。

 定期的にミーティングを行いますので、仕事の進め方や困りごとなどを相談できます。資料作成や議事録作成など、運営業務に必要なスキルも習得可能です。1年目は協働コーディネーターの指導やサポートを受けながら管理・運営業務を進めていき、2年目から少しずつ主体的に実施していきましょう。

成長のために(2) \ 研修や視察に行けます/

スキルアップのため研修に参加したり事例の視察に行ったり。例えば、社会教育士を目指したい方は積極的に応援します。
いきなり知らないまちに来て、企業や団体の役員が参加する会議を取りまとめるのは、とても難しいこと。でも、まずは「見習い」ですから、気負わずにトライしてみてください。
\ この仕事が向いていそうな人 /

・人の話をしっかりと聞くことができる
・初対面でも自ら声をかけることができる
・教育に興味関心がある

3年間のイメージ

○1日の流れ
8時30分~12時00分 出勤、朝礼、担当職員との打ち合わせ、関係者との連絡・調整 など
12時00分 昼休憩
13時00分~16時00分 町内の関係者を訪問・打ち合わせ(高校、地域商社など)、プロフィールシート作成のための発掘・取材
16時00分 役場で事務作業、報告書作成 など
16時30分 退勤

○1週間の流れ
(月曜日)担当者との週1ミーティング、関係者への連絡、関係者訪問
(火曜日)外部サポーターとのミーティング、関係者訪問
(水曜日)資料作成・印刷
(木曜日)事務局ミーティング
(金曜日)議事録まとめ・共有

○3年間の流れ
1年目 協働コーディネーターのサポートを受けながら、見習いとして取り組む
2年目 継続してサポートを受けながら、主体的に取り組む
3年目 主体として運営する、後任のサポート、定住・自立の準備

○退任後のイメージ
個人事業主として独立し、コーディネーター業務を継続(もし希望される場合は、コンソーシアムを法人化し、事務局を担っていただくなどの可能性もあり)

〔事業の将来性〕
玄海町では、コンソーシアムの運営および高校生を核とした地域の魅力化を、重点的な事業と位置付けています。会計年度(1年間)単位ではなく、今後数年間をかけて取り組んでいく予定です。地域おこし協力隊の退任後も、できれば継続して事業に関わっていただけたら。今回の募集は中期的な計画の第1弾で、地域を巻き込んだ分科会の設立など、未来のまちのロードマップを一緒に描いていきましょう。
コンソーシアム

担当職員より

今回の募集を担当する玄海町企画商工課・岩下さんと岡本さんに、仕事内容についてこっそり聞きました。

Q.コンソーシアム運営マネージャー(見習い)は、玄海町の新しい取り組みに関わる重要人物のようですね。応募される方に伝えたい、この仕事の魅力はありますか?
A.仕事は、せかせかと慌てることはないです。玄海町では事例がない新規事業のため、いい意味でプレッシャーがあまりないと思うので、ゆっくりと成長してもらえたら。3年間、隊員さんなりのペースで歩いてもらえると思います。少しずつ自立はしていってほしいですけども。(岩下さん)
A.今回、地域の人たちと交流して、プロフィールシート(名簿)を作成するという業務が活動に含まれています。私も町のことをもっと知る必要があるし、また自分の顔を知ってもらって、つながりを持つことが、隊員さんにも私にも大事で。いろんな人とつながって、そこから何かが広がっていく可能性があるというのが、この仕事の強みだと思います。(岡本さん)

Q.それでは、応募を考えている方へメッセージをお願いします。
A.玄海町には、魚も肉も野菜も米も全部揃っています。一緒においしいものを食べて楽しく働きましょう!(岩下さん)
A.夏はひまわり、秋はコスモスというように、町に季節の花が咲いていて綺麗なんですよ。ぜひ一緒に、玄海町のきれいな景色を見に行きましょう!(岡本さん)

暮らしのこと

玄海町は、なんといってもロケーションが抜群です。仮屋湾の美しい海岸や入江と、浜野浦の棚田から眺める夕日。田舎と言えば田舎ですが、唐津市(佐賀県No.2の人口)の中心部へ車で約20分のアクセスですから、生活の利便性と自然環境が程よいバランスのまちとも言えるのではないでしょうか。そして、担当職員の岩下さんが言われるように、食べ物が本当に豊かな土地。真鯛やサザエなどの魚介類はもちろん、「さがほのか」や「いちごさん」など多様な品種が揃うイチゴも特産品です。さらに、肉は「佐賀牛」で米は「棚田米」とくれば、一度は訪れたくなる方も多いはず。誰かに自慢できるまちであることは確かです。

\ 玄海町役場周辺のお役立ち情報 /

まずはスーパー「まいづるナイン」。食料・日用品の入手には困りません。唐津へ向かうバスも発着しているので、使い勝手のいい立地でもあります。毎日食べたい地元のパン屋さん「カウベルンムカイ」もおすすめ。穏やかな田園を望む、外観も内装もかわいいお店には、焼きたてのパンがずらり並びます。パンだけではなく、ケーキもつくってくれるので、地域の方々に重宝されている人気店。担当職員の岩下さんや岡本さんも御用達です。

\ やっぱり車は必需品? /

勤務中は、公用車を使用できます。私生活ではどうかと言いますと、バスは路線も本数も限りがあるため、玄海町の暮らしを楽しむなら、自家用車があると利便性が向上するのではないでしょうか。

\ 移住者の受け入れについて /

多方面からアクセスしやすい土地柄もあり、玄海町の人々は町外からやってくる人に慣れています。とくに変わった慣習もないようですので、安心してください。それに、玄海町では、これまでにも地域おこし協力隊を受け入れてきました。現在も、活動内容の異なる先輩が2人活躍しています。着任したら、ぜひ会いに行ってみてくださいね。

高校と地域と役場をつないで対話の場をつくる「コンソーシアム運営マネージャー(見習い)」は、玄海町の未来を考えて生まれた、新しい仕事です。もし、興味を持たれたら気軽に応募してみてください。佐賀県玄海町でお待ちしています。

募集要項

◆身分等
(1)身  分:玄海町会計年度任用職員(パートタイム会計年度任用職員)
(2)任用期間:2025年4月任用予定(任期は年度ごとに更新)着任時期は4月と考えていますが、相談に応じます。
活動状況・実績等を勘案し、最長3年まで延長します。ただし、協力隊員として相応しくないと判断した場合は、任用期間中であっても任用を取り消すことができるものとします。

◆主な活動場所
玄海町役場、玄海町みんなの地域商社、佐賀県立唐津青翔高校、玄海町内(全域)
(作業デスクは役場内におく)

◆勤務条件等
(1)勤 務 日:週休 2 日制/週 35 時間勤務(7 時間勤務/日)※土日勤務の可能性あり
(2)勤務時間:午前 8 時 30 分~午後 4 時 30 分の 1 日 7 時間(休憩 1 時間)
(3)有給休暇:町の規定により付与(半年後に10日付与)

◆待遇及び福利厚生
(1)報  酬:月額251,187円(昇給あり)
※時間外勤務を命じた場合、規定に基づいて支給します
※食費、光熱水費、通信費、生活必需品、区費等は自己負担
※税、社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が上記金額から差し引かれます
(2)賞  与:期末・勤勉手当あり(6月・12月に支給)
(3)社会保険等:健康保険・厚生年金・雇用保険に加入
(4)そ の 他
 ア 着後手当支給あり(53,500円)
 イ 移転料は距離に応じて支給(例:福岡市123,000円)
 ウ 住居は町営住宅または民間住宅等を町が用意し、町が家賃を負担します。
 エ 活動に必要な車両(公用車)やパソコン等は町が準備します(私生活で使用できません)。
 オ 活動に係る経費(活動費)は町が支出。ただし、予算の範囲内で町が認めた場合。
 カ 兼業、副業は、業務に支障のないと認められた場合は可能。事前にご相談ください。

◆応募
<応募>
(1)応募期間
  2024年11月25日月曜日~2025年1月14日火曜日
(2)提出方法と必要書類
  次のいずれかの方法でご提出ください。
 ●郵送の場合(2025年1月14日火曜日必着)
  ア 応募申込書(様式あり)
  イ 提出先
    〒847-1421佐賀県東松浦郡玄海町大字諸浦348番地 企画商工課 企画・統計係
 ●メールの場合(2025年1月14日 午前11時59分 までに必着)
  ア 応募申込書(様式あり)の Word または PDF データ
  イ 送信先
    kikakusyoukou@town.genkai.lg.jp
  (件名に「コンソーシアムマネージャー(見習い)応募書類の提出」を記載すること)
 ●入力フォームの場合(2025年1月14日 午前11時59分 入力分まで)
  ア 下記URLのページにて必要事項を入力すること。
  イ 入力フォーム 
    https://logoform.jp/form/bH8z/795662 
【注意事項】
 ※提出書類は返却いたしません
 ※応募に要する一切の費用は、応募者の負担となります


◆選考
1次選考:書類選考
2次選考:面接選考(1泊2日) 令和7年2月下旬を予定(決定し次第お伝えします)
※宿泊先は玄海町が用意します。交通費等は自己負担となります。

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