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SAGA2024国スポ・全障スポ 相撲豆知識(30)
第78回国民スポーツ大会 SAGA2024 相撲競技会が、住民の皆様方の絶大なるご支援、ご協力のお陰を持ちまして、大盛会のうちに終了することができました。心から感謝を申し上げます。
大会をご観覧いただいた住民の皆様、いかがだったでしょうか。全国レベルの相撲の迫力、ここ一番のしびれる立合いの緊張感等には相撲の醍醐味を大いに感じていただけたものと思います。
佐賀県選手団もよく頑張りましたが残念なことに少年の部も成年の部も決勝トーナメントには進出できませんでした。ただ、少年の部で体の小さい江口 心(えぐち しん)君(多久高校2年)が団体予選で3勝し、個人決勝トーナメントに出場できたことは特筆ものでした。
大会を振り返ると、中央競技団体からもお褒めの言葉をいただき、大成功の大会になったものと自負しています。まず、競技役員、玄海町職員、唐津青翔高等学校生徒の皆さん、一般ボランティアの皆さんの競技運営には、それぞれの立場でそれぞれの業務を確実にこなしていただき、何の支障もなくスムーズに競技が進行することができました。
また、裏方として頑張っていただいた玄海町食生活改善推進協議会をはじめとする玄海町の住民の皆さんの献身的なおもてなしや、玄海みらい学園の児童生徒の皆さんの応援等にも大感動でした。恐らく、全国各地からおいでいただいた選手・監督、応援の皆さまも大満足されたものと存じます。
スタッフ全員が、それぞれの立場で、それぞれの業務を懸命にこなしていただいた結果が、今回の大成功につながったものと思います。玄海町ってすごいなと肌で感じました。心の底からお礼と感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
4~5年ほど前から準備してきた大会も皆様のお陰でやっと終わりました。私自身、大きなプレッシャーから解き放たれ、ほっとしている心と大会成功の満足感でいっぱいです。
私にとって相撲は人生そのものでした。50数年前に相撲に出会い、相撲によって人として成長させていただきました。今日(こんにち)の私が存在するのも相撲のお陰です。今回の国民スポーツ大会相撲競技会は、相撲に対する「恩返し」という心で携わってきました。これこそ「鶴の恩返し」です。この「恩返し」ができたかどうかわかりませんが、もしできたとしたら皆様方のお陰であり、大変嬉しいものです。
30回に及ぶこの相撲豆知識も、勝手ながら今回で終了させていただきます。長い間、ご愛読いただきありがとうございました。いろんなご意見もいただき、その度に読んでいただいていることを実感し大感激いたしました。
最後になりましたが、皆様方のご協力に心から感謝を申し上げるとともに、これからの人生に幸多かれんことを心からご祈念申し上げお礼の言葉といたします。