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白山神社

印刷用ページを表示する更新日:2019年3月7日更新
平成29年1月27日町指定重要文化財。一の鳥居は、値賀川内の村中安全と子孫繁栄を祈願して値賀川内の石工集団・徳永氏によって建立されたものです。
鳥居の銘文には、「大工徳永□□」(判読不明)や「寛永五年」(1628年)といった、作者や年代を示す文字が記されています。
鳥居の構造は、笠木・島木・貫は三本継ぎとなっており、「肥前鳥居」から明神鳥居」へと移行していく段階の「折衷型」の特徴を有しています。
狛犬三対も指定されています。年代は石垣上段脇(社殿前)文化三年(1806)丙寅十二月
天満宮石祠前(社殿裏) 文化六年(1809)巳八月日
石段中段脇(参道脇)天保三辰歳(1832)十二月吉日
(1) 石垣上段脇(社殿前)
吽形(正面右側)に「徳永唯治」、阿形(正面左側)に「文化三年丙寅十二月」の文字が刻まれており、全体的に肥前狛犬の特徴を有しています。
顎は上に向けて突き出しており、頭髪は四段の巻髪で、体毛は線刻で表現し、尻尾は大きい団子をつけたような感じです。口は一直線で、耳は垂れ耳です。
(2) 天満宮石祠前(社殿裏)
唐獅子系狛犬の特徴を有し、長方形の州浜座に座主。阿形(正面左側)は、口の上下に歯並びを線刻で表現しています。阿形の胴体には「奉寄進」、吽形(正面右側)の胴体には「文化六巳八月日 徳永唯治」とあります。
(3) 石段中段脇(参道脇)
阿形(正面左側)・吽形(正面右側)ともに角があります。吽形は左足で玉を踏んでおり、口伝によれば伊勢神宮参拝記念の作と言われています。阿形の台座に「天保三辰歳十二月吉日」、「相州米澤産 武冨八代孫 徳永茂東治 廿五歳作之」とあります。
白山神社一の鳥居
狛犬

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