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おじいさんの昔話-第8話

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新

第8話 無双五郎石(有浦上地区)

おじいさんの昔話-第8話の写真

 玄海町の中心を流れている有浦川の中に直径約6メートルの巨石があります。この石は「船繋(つな)ぎ石」とも呼ばれています。この石は、太閤豊臣秀吉の名護屋城築城のころ、有浦上地区に近所一番の力持ち「無双五郎」という若者が山から投げ落としたものと伝えられています。名護屋城築城の築城奉行加藤清正に仕え、築城後、熊本城の城山の石積みや深井戸の石積みにも従事したそうです。ところが加藤清正は、抜け穴や石垣の秘密が流れるのを恐れ、「生き埋め」にすることにしました。大石を次々に穴に落としたものの、五郎は次々に受け止め、足下に積み上げ段々と上へと上がってきました。しかし、五郎もその意味を悟り、「俺を殺したかったら、砂を入れろ」と叫び続けながら、熊本城の地底に消えていきました。この五郎の話は、熊本では「木山弾正の一子の横手五郎」のことと伝えられていますが、玄海町では「無双(みそ)五郎」として現在に伝えられています。

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