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おじいさんの昔話-第7話

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新

第7話 小馬場の狸の金玉(浜野浦地区)

おじいさんの昔話-第7話の写真

 玄海町浜野浦地区の海岸で、大浜の鼻の先に眺めのよい夫婦石が立っています。そこを通って行くと小さい小馬場という名の入り江があり、ここの岸壁の上は1アールほどの広場となっています。
昔、ここにフラン坊(風来坊のなまりでしょう)という流れ者が来て住みつき、周囲に薪が多いので毎晩火をたいて寝ていたそうです。ところがそれに引かれたのか毎晩のようにいい女が遊びに来るようになったんですが、フラン坊はこれは何かの化け物ではと思い、ある日、いろりの中に焼け石をつくって出かけていったそうです。夜遅く家に戻ったところ、いろりの横にいびきをかきながら古狸が八畳敷きもありそうな金玉を広げて寝ていたそうで、フラン坊はここぞと思い、焼け石を取り出し、金玉の上に落としたところ、狸はびっくり。焼け石を包んだまま飛び出し、崖から落ち死んだとさ。

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