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おじいさんの昔話-第6話

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新

第6話 唐津藩主のカゴかきも務めた又作(座川内地区)

おじいさんの昔話-第6話の写真

 座川内村(そそろがわちむら)、現在の玄海町座川内に百姓利作の二男で、力持ちで知られる又作という若者がいたそうです。18才の時(嘉永5年)豪雨で流出した木橋の掛け替えを、一人でやってのけたそうです。20才の時には、身長五尺九寸八分(182センチ)の大男になり、そのカは「米俵7俵をも荷う」ほどだったそうです。その当時の平均身長は150センチ台で、見上げるほどの見事な大男ぶり。そのカが見込まれて、時の唐津藩主小笠原長国公の六尺(カゴかき)になり、長崎行きを13回果たしたといわれています。また、唐津藩は幕府の譜代大名であるため、目付けとして長崎の見回り役も務め、長崎に入る途中、日見峠という難所を越えて、蛍茶屋までは一里七合(約7キロ)の道程があったそうですが、又作はそれを交替なしで担ぎました。それ以降の長崎までの距離も「苦しからず」と申し上げたそうで、殿からは日本一とほめ言葉と賞品をもらったといわれています。任期を勤め上げたあと村に帰り、勤勉な人柄から財をなして、大正10年に行年87才で亡くなったそうです。
これは実在した人物で、その子孫の平山家が今も続いています。

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