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おじいさんの昔話-第1話
印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新
第1話 石田三成の宝伝説(石田地区)
全国各地に、宝の埋蔵伝説が残されているが、玄海町の石田地区にも残されています。「朝日さす夕日輝く木の元に、小判千両のちの世のため」の文句とともに残る伝説。これは九州地方の2、3ヶ所以上でも聞かれる話でもあります。この石田地区は、太閤豊臣秀吉の朝鮮出兵当時、石田三成が部下にここで百姓仕事をさせていたと伝えられています。石田三成が使ったという井戸、屋敷、泉水跡や馬の足跡というのも残り、この集落には、石田三成にまつわる小話が多く残っています。で、宝さがしということになったらしいんですが、それらしき大木の根元が掘られましたが、何も出なかったそうです。庄屋(後に仮屋地区に移り住んだ石田屋の峰家)の屋敷跡と呼ばれる小山の頂上の一角に、大木は今も茂っています。文句に似合うその地形からは、朝日を拝め、西側の眼下には天然の良港、仮屋湾が広がっており、太古のロマンを感じさせてくれます。
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